2024.12.07
賃貸ノウハウ
賃貸にエアコンがないお部屋の強みと対処法を紹介!自分でエアコンを取り付ける際の注意点も徹底解説!
賃貸にエアコンがないお部屋に住むことに対して、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
近年、夏の暑さや冬の寒さにより、エアコンが付いていない賃貸物件に住む方が少なくなってきています。
しかし、家賃を低く抑えたい方にはエアコンがない賃貸物件がおすすめです。
そこで今回は、賃貸にエアコンがないお部屋の強みや夏と冬を乗り切る方法について紹介します。
もくじ
賃貸にエアコンがないお部屋の強み
初めに、賃貸にエアコンがないお部屋の強みを以下の順序で紹介します。
- 物件の選択肢が広がる
- 家賃が低い物件を選べる
- エアコン掃除に手間がかからない
- 電気代が抑えられる
1つずつ順番に見ていきましょう。
物件の選択肢が広がる
エアコンがないお部屋を選択肢に入れると、おのずと物件の選択肢が広がります。
ただ、物件の選択肢が広がりすぎるがあまり、絞り切れなくなってしまうことがあります。
物件の選択肢が広がる場合には、物件に求める条件の優先順位を洗い出し、優先順位が高い条件から満たせるように物件を選びましょう。
家賃が低い物件を選べる
エアコンがない物件は、エアコンが付いている物件よりも家賃が低く設定されています。
そのため、とりあえず家賃を抑えたい方には、エアコンがない物件がおすすめです。
ただ、立地や部屋の広さによっては、家賃が変わらないケースもあります。
エアコンが付いていない物件だからといって、家賃が安いと決めつけるのはやめましょう。
エアコン掃除に手間がかからない
エアコンがお部屋にない場合、エアコンの掃除が必要ありません。
エアコンでは年に数回、フィルターや本体の掃除が必要になります。
掃除をするためには、エアコン機器の一部を取り外す必要があるため、かなりの時間と手間を要します。
そのため、エアコン掃除を行いたくない方は、エアコンがないお部屋に住むのがおすすめです。
電気代が抑えられる
エアコンを使用すると、電気代がかかります。
近年、電気代の高騰が問題視されており、家賃の次に負担になる費用に挙げられつつあります。
電気代を抑える場合、エアコンの代わりに扇風機や冷風機を使用するのがおすすめです。
電気代を抑えるか、暑さや寒さをエアコンで凌ぐかのどちらを重要視しているかによって、エアコンの優先度は異なってきます。
賃貸にエアコンがないお部屋の対処法
賃貸にエアコンがないお部屋の場合、いくつかの対処法があります。
ここからは、賃貸にエアコンがないお部屋の対処法を紹介します。
- 大家・管理会社に相談する
- エアコン設置の許可をもらう
- インターネットで確認しているなら内見で確かめる
それぞれ順番に解説します。
大家・管理会社に相談する
エアコンがないお部屋に住むしかない場合、大家・管理会社にエアコンを取り付けても良いか相談しましょう。
基本的に大家や管理会社は、賃貸物件に空室を作りたくありません。
空室が続いている物件であれば「エアコンがあれば入居したい」という入居予定者を快く迎えてくれるでしょう。
ただ、入居する側だからといって、相談するときに横柄な態度を取ってはいけません。
交渉時には、謙虚な姿勢で相談することが大切です。
エアコン設置の許可をもらう
大家・管理会社がエアコンの設置を行なってくれない場合、自分でエアコン設置を実施するといった手もあります。
ただ、勝手にエアコンを設置してはいけません。
入居者によるエアコン設置には、許可が必要です。
無断で取り付けてしまうと、退去時にトラブルになることや違約金が発生することがあるため、事前にエアコン設置の許可をもらいましょう。
インターネットで確認しているなら内見で確かめる
インターネットで掲載されている物件写真には、昔の写真が使用されていることがあります。
そのため、気になる物件があるなら、実際に内見を行ってみることをおすすめします。
内見を行うことで、エアコンが本当に付いているかどうかの確認が可能です。
まれに、前の入居者の残置物として、エアコンが残っている場合があります。
残っている場合、エアコンをそのまま、使用できることもあるので、不動産会社担当者に相談してみましょう。
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エアコンがない賃貸のお部屋で夏を乗り切る方法
近年、日本の夏は猛暑日が続きます。
本来であればエアコンを使用するべきですが、賃貸物件によってはエアコンがないお部屋もあるでしょう。
そこでここからは、エアコンがない賃貸のお部屋で夏を乗り切る方法を紹介します。
- エアコン以外の冷房機器を使用する
- ベランダに打ち水をする
- 身体に保冷剤を当てる
- 冷感素材の寝具を使用する
- 冷房の効いた施設に赴く
順番に見ていきましょう。
エアコン以外の冷房機器を使用する
冷房機器は、エアコンだけではありません。
扇風機や冷風機など、夏を涼しく感じさせてくれる冷房機器はあります。
扇風機や冷風機はエアコンとは異なり、低単価で持ち運びしやすく、設置も簡単です。
「扇風機や冷風機では部屋が涼しくならないのでは?」と、疑問に感じる方もいるでしょう。
扇風機や冷風機は、使い方によってエアコンよりも部屋を冷やすことができます。
例えば、窓を2ヶ所以上開けて風通しを良くし、濡れタオルや氷などを扇風機や冷風機の前に置いて使えば、室内に回る風が冷たくなります。
エアコン以上に部屋を冷やしてくれることもあるため、1度使用してみてはいかがでしょうか。
ベランダに打ち水をする
ベランダへの打ち水は、周囲の熱を下げ、気圧を上昇させて風を発生させるという効果があります。
実際に涼しく感じられることはもちろん、視覚的にも涼しくなります。
真夏では、温度が上がりきらない朝7時過ぎ、温度が下がり始める夕方17時過ぎごろに打ち水を行うのがおすすめです。
身体に保冷剤を当てる
身体に保冷剤を当てることで、身体を一気に冷やすことができます。
本来、熱中症対策に用いられていた手法ですが、真夏日が続く近年では日常的に使用されている方法になります。
保冷剤を当てると良い身体の箇所は、以下の通りです。
- こめかみ
- 首、手首、足首
- 両脇
- 足の付け根
- 太ももの内側
- 肘や膝の裏側
熱い夏は、熱中症になる可能性が高いです。
暑さを凌ぐだけでなく、熱中症対策としても、身体に保冷剤を当てましょう。
冷感素材の寝具を使用する
エアコンがないお部屋で暑さを凌ぐためにも、冷感素材の寝具を使用しましょう。
ナイロンやキュプラといった冷感素材が寝具や衣類に使用されていると、高い熱伝導性と熱拡散性により、皮膚の熱が布地へとすぐに移動します。
それにより、布地に触れると、冷たく感じることが可能です。
各メーカーでは、夏に合わせて冷感素材の寝具や衣類が販売されています。
冷感素材が使用されていないものよりかは、高い値段で設定されていますが、夏を乗り越えたいなら持っておくべきアイテムの1つです。
冷房の効いた施設に赴く
冷房の効いた施設に赴くのも、エアコンがないお部屋で夏を乗り切る方法の1つです。
会社員であれば、平日は勤務先、休日は図書館やカフェなど、冷房の効いた施設の利用がおすすめです。
カフェ巡りや読書などの趣味がある場合、涼しい場所で趣味を楽しみながら過ごすことができます。
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エアコンがない賃貸のお部屋で冬を乗り切る方法
ここからは、エアコンがない賃貸のお部屋で冬を乗り切る方法を紹介します。
- こたつを使用する
- ストーブ・ヒーターを活用する
- 服を重ね着する
- 厚めのカーテンを取り付ける
1つずつ紹介していきます。
こたつを使用する
エアコンがない賃貸のお部屋で冬を乗り越えるためにも、こたつを取り入れましょう。
こたつは、身体を温めるのに最適なアイテムです。
また、冬だけでなく、夏もインテリア的要素として使用できる場合があります。
寒い地域では、ホットカーペットとセットに使用するのもおすすめです。
ただ、併用して使用する場合には高額な電気代がかかってくる場合があるため、注意が必要です。
ストーブ・ヒーターを活用する
ストーブ・ヒーターは、温風が直接発生するため、部屋中に暖かい空気が流れます。
体感温度も上がりやすいため、冬の寒い時期におすすめです。
しかし、賃貸物件によっては火災予防対策として、石油を燃料とする暖房器具の使用を禁止しているケースがあります。
利用禁止かどうかは、管理規約に記載されているため、入居前に確認しておきましょう。
服を重ね着する
服を重ね着することで、空気の層が増えて、身体が寒さを感じにくくなります。
重ね着は服だけでなく、靴下もおすすめです。
寒さは足元からという言葉があるように、靴下を重ね着することで、足元から身体全体を温めることができます。
また、寒さは首から感じやすいです。
ネックウォーマーやマフラーなどを使用すると、首から温められるため、身体全体を温めるのに効果的です。
厚めのカーテンを取り付ける
冷気は、開口部や内壁から侵入してくることが多いです。
冷気を室内に取り込まないためにも、厚めのカーテンを取り付けることがおすすめです。
しかし、カーテンのサイズを見誤ってしまうと、長さが足りないという問題が起こります。
カーテンが床よりも短いと、隙間から冷気が入ってきます。
冷気の侵入を防ぐためにも、カーテンは床にギリギリつくぐらいのものを選ぶようにしましょう。
自分でエアコンを取り付ける際の注意点
エアコンがないお部屋の場合、自分でエアコンを取り付けたいと考える方もいるでしょう。
自分でエアコンを取り付ける場合には、いくつかの注意点があります。
ここからは、自分でエアコンを取り付ける際の注意点を以下の順序で紹介します。
- 建物構造によってはエアコンを設置できない場合がある
- 退去時に修繕費用がかかる場合がある
- 取付工事費・エアコン購入費がかかる
- 窓の可動域が狭くなる
1つずつ詳しく解説します。
建物構造によってはエアコンを設置できない場合がある
エアコンを取り付けたいと考えていても、建物構造によってはエアコンを設置できない場合があります。
特に、古い物件の場合、エアコンの取り出し口がなかったり、室外機が設置できなかったりします。
そのため、エアコンがない部屋を考えている場合には、内見時に後からエアコンが取り付けられるのかも確認しておきましょう。
退去時に修繕費用がかかる場合がある
エアコンを後から取り付ける場合、退去時に修繕費用がかかる場合があります。
一般的に入居している間に傷ついた傷や損傷などは、入居者側が費用を負担し、原状回復しなければなりません。
ただ、エアコンの取り付けによって修繕費用がかかる賃貸物件と、かからない賃貸物件があります。
退去時に認識のずれが起こらないように、修繕費がかかるかどうかも確認しておきましょう。
取付工事費・エアコン購入費がかかる
エアコンを取り付ける場合、取付工事費やエアコン購入費がかかります。
これらの費用の負担は、賃貸物件によって異なります。
賃貸借契約に記されていることが多いため、費用の押し付け合いにならないためにも、賃貸借契約の内容を確認しておきましょう。
窓の可動域が狭くなる
窓用エアコンを取り付ける場合、窓の可動域が狭くなります。
窓の可動域が狭くなることで、空気の入れ替えが不便になります。
ただ、他の窓から空気の入れ替えができれば問題ありません。
しかし、窓用エアコンを取り付けた窓からしか空気の入れ替えができない場合には、取り付けを検討する必要があります。
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エアコンがない賃貸のお部屋でも強みはあるため選択肢を広げて賃貸物件を選ぼう!
賃貸物件によってはエアコンがないお部屋もあります。
厳しい夏や冬を乗り越えるためには、エアコンが必須と思われがちです。
しかし、使い方1つでエアコンがないお部屋でも快適に暮らすことができます。
ただ、夏や冬は気温の変化により、体調が崩れやすいタイミングでもあるため、エアコンがあると安心ではあります。
ぜひ今回の内容でエアコンがない賃貸のお部屋の強みを確認し、お部屋選びの選択肢を広げましょう。
この記事を書いた人
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